当店の商品がどのようにして作られているのか。材料の状態から製品となるまでの製作過程を大公開しちゃいます!
一品一品まごころ込めて手作りしている様子の写真を、ご説明しながらご紹介して参りますのでどうぞごゆっくりご覧ください!
ご覧頂くのは「防雪ネット豪雪強風用超強力タイプ」
幅5m20cm×高さ2m70cm
ハトメ(結束用ロープを通す金属のリング)は
上部・左右が35cm間隔・下部は無しの製品の製作過程となります。
普段、工事や打合せ等でお客様にお伺いする際は
作業着を着用致しますが工場にて製作をする時は
ご覧の様に動きやすい服装に着替えます。
また、膝をついた状態での作業が多いため
両ひざにニーパッドを装着しております。
Tシャツを見てお察しのお客様、ご推察の通り
「私、大のプロレスファンでございます。」
大好きな新日本プロレスのTシャツを着ると
何だか製作のモチベーションが上がる気がしてしまい
いつも着て作業しております。
②次に大型の直角定規で裁断するためのラインを引き、さらに真っ直ぐ線を引いていきます。
③ラインに沿って専用の裁ちバサミで裁断をしていきます。
④次に幅継ぎという工程になります。【高周波ウェルダー】という特殊な機械でシート同士を熱と電波で溶接していきます。
シートの材料は着物の反物の様に幅があらかじめ決まっているため、大きな幅のシートを作る場合こうして材料同士を継いでいく必要があります。
⑤次にシートの4辺を補強の為二重にして縫製するためのラインを引きます。
⑥そして、幅の余分な部分をカットしていきます。
⑦次に先ほど引いたラインに沿ってミシンで縫製していきます。この際、奥に見えている白いロープを
折り返し部分に縫込むことで更に耐久性の高い製品に仕上げることが出来ます!
⑧そして、4辺を折り返しシートが二重になったところにご指定頂いたハトメの間隔(今回は35cm間隔)で印をつけていきます。
⑨次に、先ほど印をつけた個所に【ハトメ打機】でハトメを打っていきます。
⑩そして、ハトメに結束用のロープを通していきます。
⑪次は、一番大事な工程となります。製作した製品がお客様のご希望通りに仕上がっているか、サイズやハトメの間隔を実測し確認します 。
シートの場合、多少伸縮性があるためミリ単位での製作が難しく、業界内では0・5%~1%程度の誤差が出ると言われており
幅5m20cmの場合2・5cm~5cm程度となりますが、当店では日々誤差を無くし正確な寸法での製作を目指しております!
⑫次にシートを広げた状態でハトメの打ち忘れや結束用ロープのつけ忘れが無いか等最終チェックをします。
⑬シートを畳み、予備のロープを同封します。この際、シートが複数枚ある場合は
どのシートがどのサイズの物かお客様が一目でわかるようにサイズを記入したテープをシートに張り付けます。
⑭最後にお客様に満足頂けるように、長く活躍できるように願いを込めて
「いってらっしゃい!」と商品を送り出します。
最後までご覧頂き本当にありがとうございます。
素人が撮影し、素人の文章で公開したページの為、見苦しい部分や分かりづらい部分が多々あったかと思いますが
少しでも楽しんで頂けたのであれば幸いでございます。